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歯科ブログ

『もっと歯を綺麗に磨くための秘訣を教えます』

歯科ブログ 2017年07月19日

・皆さんは毎日歯を磨いていますか?
・むし歯やステインの原因はなに?
・プラークは目に見えないところにたまりやすい
・せきのデンタルクリニックではPMTCを推奨しています

◆皆さんは毎日歯を磨いていますか?


こんにちは、綱島のせきのデンタルクリニックです。

皆さんは毎日歯を磨いていますか?

厚生労働省の調査(2016年)によると、95%以上の人が毎日歯を磨いていて、75%の人が1日2回以上磨いていると回答しています。

昔に比べて確実に歯への健康意識は高まっていて、非常にいい傾向だといえるのではないでしょうか。

しかし、これだけの人が毎日歯磨きをしているにもかかわらず、むし歯がゼロになったわけではありません。

また、歯に色がついてしまう「着色汚れ=ステイン」に悩んでいる人も少なくありません。

こうしたお口のトラブルは、歯磨きを含めたオーラルケアが実は十分ではないということの表れなのかもしれません。

どうすればもっと歯を綺麗に磨くことができるのでしょうか。

歯医者の考える効果的な方法をアドバイスします。

(参考資料)厚生労働省:平成28年歯科疾患実態調査

http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/62-28.html

 

◆むし歯やステインの原因はなに?


 

調査でも明らかになったように、ほとんどの人が歯を磨く習慣を身につけているようですが、ただなんとなく歯ブラシをあてているだけではあまり意味がありません。

「磨いている」と「磨けている」は、言葉は似ていても全く意味が変わってしまうのです。

むし歯やステインの原因を理解し、これらの要因を退治することを意識すると、オーラルケアの効果が大幅に向上します。

そこで、まずはむし歯やステインがどのようにして形成されてしまうのかを知っておきましょう。

 

むし歯の進行には、細菌の一種であるむし歯菌が深くかかわっています。

むし歯菌は甘いものに含まれる糖質を栄養にしてお口の中で増殖し、集まると白くねばねばしたプラークを作って歯にこびりつきます。

こうしてむし歯菌が集まってできたプラークから酸が放出されて、酸に弱い歯がどんどん溶けていってしまうのです。

ただし、むし歯菌がいるからといって必ずしもむし歯になるというわけではありません。

私たちの唾液には、歯の表面にできた少しの穴ならカルシウムを補てんして塞いでしまう「再石灰化」という能力が備わっています。

また、むし歯菌の増殖を抑える免疫力も持っています。

もともとの体質や、体調の変化で再石灰化能力や免疫力のバランスが崩れると、むし歯が進行する可能性はぐっと高まります。

 

一方、ステインは主に食べ物の色素が原因です。

コーヒーに含まれるタンニン、緑茶、紅茶に含まれるカテキン、ワインに含まれるポリフェノールなどは歯の表面にこびりつき、歯を汚します。

また、タバコのニコチンやタールも歯をくすませます。

こうした歯の汚れは時間の経過とともに強固になっていくため、速やかに歯ブラシで取り除くことが大切です。

 

 

◆プラークは目に見えないところにたまりやすい


 

むし歯やステインを予防するための最も安価でしかも効果的な方法は、やはり丁寧な歯磨きです。

1日2回や3回の歯磨きを習慣にしている人も多いようですが、大切なのは回数よりもいかにポイントを押さえて丁寧に歯を磨くかというところにあります。

 

多くの人は目で見える歯の正面は時間をかけて綺麗に磨くことができています。

そのため、こうした歯面で生じるむし歯は頻度が少なくなっています。

ところが、もっとむし歯ができやすい場所は歯と歯の間や、歯と歯茎の間で、目に見えづらいところです。

こうした隙間の部分にもきちんと毛先をあて、小刻みに左右に動かすことが歯を清潔に保つ上で大切です。

 

また、道具選びにも注意を向ける必要があります。

毛先が広がっていませんか?毛先が広がると、毛先が歯にあたりづらくなるため、清掃効率が落ちてしまいます。

毛先が広がらないように軽い力で磨きましょう。

毛先が広がってきたり、摩耗してきたら交換のタイミングです。標準的には1か月が目安になります。

 

このようなことに気を付けて丁寧に歯磨きをしても、歯と歯の間には毛先が届かない部分ができてしまうため、歯ブラシだけで完全にプラークを取り除くことはできません。

フロスや歯間ブラシを併せて使うことをお勧めします。

 

先ほど紹介したように、むし歯は体質や体調によってなりやすさが異なります。

とくにむし歯リスクが高い人は、殺菌作用のある水うがいなども並行して使うといいでしょう。

 

こうした丁寧な歯磨きを食後30分程度経ったタイミングで行います。

とくに就寝後は唾液の分泌が減り、むし歯の発生やステインの固着が起こりやすいので、寝る前の歯磨きは入念に行う必要があります。

 

◆せきのデンタルクリニックではPMTCを推奨しています


 

歯を綺麗に磨くことは、案外時間がかかり難しいことかもしれません。

毎日欠かさず磨いているという方でも、知らず知らずのうちにプラークがたまり、歯石ができている方を多く見かけます。

歯石になると、歯ブラシでは取り除くことができず、むし歯や歯周病の温床になってしまいます。

 

こうした磨き残しを歯医者が専門の機器で取り除くのがPMTCという治療で、むし歯や歯周病の予防、ステインの除去に有効です。

定期的に歯のメンテナンスを受けている人は、生涯にわたって歯を失うリスクが低下することが知られています。

もちろん、自分で歯を綺麗に磨くことが一番大切ですが、その効果を高めるためにもむし歯や歯周病になる前から、歯医者さんで定期的なチェックを心掛けてほしいと思います。

 

気になることなどございましたら、綱島駅徒歩2分のせきのデンタルクリニックにご相談ください。

 

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