せきのデンタルクリニックのドックベストセメント治療|綱島の歯科医院 │ せきのデンタルクリニック │ 綱島駅から徒歩2分

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お知らせ

せきのデンタルクリニックのドックベストセメント治療

お知らせ 2016年12月14日

・ドックベストセメントとは
・歯の神経を抜いてしまうと何が起こるか
・ドックベストセメントの治療方法
・ドックベストセメント治療の流れ
・ドックベストセメントのメリット
・ドックベストセメントのデメリット
・ドックベストセメントについて、せきのデンタルクリニックの考え

■ドックベストセメントとは


以前は虫歯治療といえば、症状が進行しないように、徹底的に虫歯を削って菌を除去する方法が一般的でした。しかし、歯科医院によって、患者さんの虫歯が深い部分までは、達していないにもかかわらず、象牙質のなかの歯髄を削ってしまうケースも見受けられました。

今では「削らない虫歯治療」が主流となっています。
綱島にある「せきのデンタルクリニック」では、その方法のひとつとしてドックベストセメントを取り入れています。この治療法をうまく用いれば、歯を大きく削らず、歯髄を残したまま、虫歯箘を殺菌できます。


■歯の神経を抜いてしまうと何が起こるか


虫歯箘を根絶するため、不必要に歯髄を刺激し、神経を除去してしまうと様々な不都合がおきます。たとえば、歯の神経はセンサーの役割も果たしているので、冷たい・熱いなどの温度がわからなくなり、食事の楽しみが減少します。さらに、痛みを感知できなくなりますから、もし再び疾患が起きても患者さんには自覚症状がありません。歯科医院に来られたときには、症状がだいぶ進んでしまっていることも。

歯髄の中にあるのは神経だけではありません。血液も流れています。神経を抜くことは歯の血液量が減少し、内部が乾いて脆くなり、他の人に比べて欠けやすくなるなど多くの弊害があるのです。そのため、健康な歯を維持していく観点からドックベストセメントは現在注目を集めています。


■ドックベストセメントの治療方法


ドックベストセメントの原料は、高濃度銅イオン、亜鉛、チタン、リン酸などの金属や天然のミネラル成分です。虫歯となっている部分を露出させたあとに、これらを詰めていき、上から被せ物をして、ゆるやかに殺菌していきます。
イメージとして「セメント」と聞いて思い浮かべる工事現場などで使われる、あのセメントを想像していただくと分かりやすいと思います。既に虫歯が進行しているのに、削らず虫歯を残したままで大丈夫なのかという心配もあると思います。しかし、ドックベストセメントは、アメリカなど海外においても多くの現場で用いられる一般的な方法で、症例件数も多数あります。また、せきのデンタルクリニックの院長は、東京医科歯科大学在学中に摂食機能保存学を専攻していたため、施術に用いる被せ物などの知識も豊富です。ご安心ください。


■ドックベストセメント治療の流れ


ドックベストセメント治療が一番適しているのは、虫歯が中度の状態です。まず問診で、虫歯の状態(大きさ、深度)を慎重に確認します。治療に適すると判断したら施術に移ります。最初に歯の表面を徹底的に掃除し、口腔内を清潔な状態にします。後は通常の治療どおり、虫歯を露出させ、ドックベストセメントを施術。その上から詰め物をして、半年から一年の経過観察で、その都度状態を確認していくのが一般的な流れです。


■ドックベストセメントのメリット


一番のメリットは、よく皆さんが「歯医者」と聞いて想像する「キーン」という削る作業が少なくなることです。つまり、通常の虫歯治療より施術の回数や痛みが格段に少なくなります。なによりも大きく削らないことは、歯への負担を抑え、歯の寿命を延ばすことにも繋がります。さらに、ドックベストセメントは再石灰化を促しますので、唾液のなかのリンとカルシウムが歯のエナメル質を再形成し、健康な歯を保つ効果もあります。

せきのデンタルクリニックには、綱島近辺に住むお子様もドックベストセメントの治療に訪れます。キーンという音が少ない。施術回数が少ない。歯へのダメージを最小限に留める。これは小さなお子様をお持ちの親御さんにとって非常に嬉しいことだからです。


■ドックベストセメントのデメリット


良いことばかりと思われるドックベストセメントですが、もちろんデメリットもあります。まず、現在混合治療は、保険診療が認められていないので、自費治療になってしまい費用がかかること。さらに患者さんの虫歯状態によっては、この方法を用いても、うまくいかない場合もあること。つまり完全に神経を残せるわけではなく、あくまで残せる可能性があると考えていただくほうが正しいです。また銅や亜鉛などを原料としていますから、金属アレルギーの患者さんは適さないケースもあります。


■ドックベストセメントについて、せきのデンタルクリニックの考え


ドックベストセメントは、あくまで虫歯の治療法の一つです。適した方法で行わないと、施術後に痛みを訴えるケースに繋がります。当院では、虫歯や口腔内の状態を見て、たとえ患者さんが望んでいても、ドックベストセメントは適さないと院長が判断したら、すぐに別の治療法を提案いたします。
なぜ出来ないのか、現在の歯の状況や進行具合などを丁寧に説明し、患者さんの歯の事を第一に考えた治療方針を心がけています。ドックベストセメントについて、疑問点やご興味を持たれた方は、どんなことでもお答えしますので、ぜひ綱島の「せきのデンタルクリニック」までお問い合わせください。

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